映画「ファースト・マン」のアバウトな感想(ネタバレ無し)

映画

映画「ファースト・マン」を観ました。ネタバレの無い範囲でざっくりとした感想を書きます。

予告編はこちら。

はじめに

デイミアン・チャゼル最新作「ファースト・マン」
予告編を見ても分かる通りですが、
「セッション」や「ラ・ラ・ランド」とはまた異なるテイストの作品でした。

あのイカレジャズ教師みたいな狂った人間がまた見たいわぁとか、ハイウェイのミュージカルシーン良かったわねぇ的なマインドで映画館へ行くと肩透かしを食らうと思われます。
エンタメ要素控えめ。

あとは実現不可能なミッションをどうのこうのというより、やはり人間と人間についてのお話です。

ライアン・ゴズリング 顔面でめっちゃ語る

ライアン・ゴズリング演じる主人公は寡黙です。セリフで長々語るということはありません。
そのかわりライアン・ゴズリングの目や表情が喜怒哀楽をいい塩梅で伝えてくれます。
主人公の顔面から人間の機微についてあれこれ思いを巡らすことが楽しめる映画でした。

月めっちゃきれい

映画館のいいところは何か。そう、でっけえ画面とでっけえ音ですね。
そしてとにかくでっけえ宇宙と映画館は相性が良いんです。
なんやかんやありまして主人公たちは月へたどり着きます。(これがネタバレでないことを祈ります。)
その月がひたすらなにも無くて、ひたすらきれい。
音響の効果もあいまって、(映画館来て良かった~)としみじみ思いました。

画面めっちゃ揺れるのでご注意を

この映画、ところどころで画面が非常に揺れます。
酔いやすい体質の方は後ろ目の座席をとることをおすすめします。
私は宇宙飛行士には間違いなくなれないし、なるまいと決めました。

おわりに

「セッション」や「ラ・ラ・ランド」のようなド派手さこそないですが、
観ている側の考えしろが多い、しみじみ染み入るような作品でした。
上の2本がまったく合わなかった!という人でなければ、劇場へ足を運んで損の無い映画だと思います。ぜひどうぞ。

モッタくん
モッタくん

ぼくも前澤社長に月に連れてってほしいんだ。