こんにちは、おわりと申します。
今年の春に自分の結婚式を予定しておりまして、現在もろもろの準備のまっただ中におります。
結婚式の準備期間に新郎はどう行き抜くべきか、私なりに皆さんへお伝えしたいと思います。
さて新郎の皆さん、お式の準備は順調でしょうか。
自信を持ってイエスと答えられる方は以下の文章を読む必要はないかもしれません。
一方、そうではない(そしてほぼすべての)新郎の皆さん。式を挙げることに乗りきれないとか、彼女の一世一代の舞台だからしょうがないよなという皆さん。
あなたの参考に少しでもなれれば幸いです。
めでたいことなのに、それが原因でケンカをするなんていうのは馬鹿らしいし避けたいものです。
そのためには準備期間をどういった態度で過ごすべきか。
私の今までの経験上、以下の3点に気をつけていればスムーズに事を進められるはずです。
逆に言えば、これらをおろそかにすると良くないことが起こります。
・ 自分の挙式に興味があるというそぶりを怠らない ・すべての決定権は新婦にあることを忘れない ・自分が担う役割を明確にする、そしてきっちりとこなす |
それぞれについて以下で説明致します。
主役は当然あなたではない
前提として、結婚式における主役は誰か。当然、新婦です。新郎と新婦ではありません。
式の始めに司会者が「新郎新婦の入場です!」と言いますがあれは嘘です。あれは新婦ただ一人の入場です。
添え物として隣に男が立っているに過ぎません。
定食のハンバーグにパセリが添えられていたとて、それはハンバーグパセリ定食とは呼ばれません。
あなたも私もパセリなのです。まずはこれを念頭におきましょう。
自分の挙式に興味があるというそぶりを怠らない
何を当然のことを、と思われるかもしれません。ただこれがなかなか難しいです。
挙式にあたって、決めなければならないことは無数にあります。
会場はどこにする、ドレスは何を着る、前撮りは、招待状は、出し物は、引き出物は……などなど。
それらすべてに心の底から興味を持つのは無理だと思われます。
そこで、少なくとも結婚式自体には積極的に考えているぜという態度を心がけましょう。
普段の会話の端々に俺はこんな雰囲気の式がいいなあと言ってみるなり、友達の結婚式はこんな感じだったよと伝えてみるとか、新婦がゼクシィを無言で読んでいたら声をかけるなどしましょう。
とにかく何でもいいので自分は関心があるんだと能動的に伝えることが大事です。
私はこれを怠ったので怒られました。
(余談ですがそれはそれは分厚いゼクシィの中身は半分がネットで調べればすぐに分かることで、
残り半分は広告なので購入の必要はありません。)
すべての決定権は新婦にあることを忘れない
挙式におけるすべてのことがらについて、新郎に最終的な決定権はありません。
なぜか。あなたは主役ではないからです。
極端な言い方かもしれませんが、これくらいの心持ちでいた方が間違いがないと思われます。
準備を進めるにつれて、あなたにも式についての要望が生まれてくると思います。
落ち着いた静かな雰囲気の会場がいいなあとか、職場の人は呼びたくないよなあとか、出し物でバンド演奏したいなあとか。
すばらしい事です。ただ、新婦がノーと言えばそこでおしまいです。
(そのあたりの意見が合わない人と結婚すべきではないと思いますが、それはまた別のお話。)
私の場合で言うと、
当日のBGMについて入場の時はあれがいいんじゃないか、映像で使うのはこれが……といろいろアイデアを出していたら、妻が私の言葉をさえぎって、
「まぁ、音楽なにが合うかなんてよく分かんないよね~」とぶった切られました。
言外に(てめえが勝手に決めてんじゃねえ)というニュアンスが多分に含まれていました。
すべての決定権は新婦にあります。
自分が担う役割を明確にする、そしてきっちりとこなす
挙式に必要なアイテムで、新郎新婦で自作するものがいろいろ出てきます。
招待状、プロフィールムービー、ゲストへのメッセージなどなど(すべて外注できれば話は別。)
そういったものの準備を進める中で、「運動をすれば体力を消耗する」くらいの当たり前のことなのですが、
新郎は新婦に「あなたは何も手伝わない」と当然怒られます。
これは手伝う手伝わない以前の問題で、何をいつまでにどのように準備したらいいかが分からないことが原因だと思います。
なるべく早い段階でそういった情報を二人の間で共有できれば不要な怒られを回避できるでしょう。
前述の自分はちゃんと関心を持っていると示すことにもつながるので一石二鳥です。
おわりに
以上が私の経験の範囲で新郎の皆さんへ贈ることのできる結婚式準備期間の生き抜き方です。
無為なケンカ不要なピリつきは避けたいものです。私もがんばります。
最後に、こんな事を書いているとまるで私が自分の挙式をめんどくさがっているようにみえるかもしれませんが、そのようなことは全くございません。あしからず。