こんにちは。土川くんです。
今回小学生の時の抜け毛発覚後に、頭に起きていたことと心情を書きます。
最近髪の毛にさよならを告げ、坊主になりました。
前回投稿から引用
坊主にした理由は、自分のハゲを世の中に認めさせる為。
僕がハゲに抗い、結果的に坊主になるまで。
子供から大人に成長する過程で、
頭皮にいつ何が起きていたか
出来事、心情について説明します。
抜け毛発覚
抜け毛が発覚し、僕は訳の分からないまま皮膚科につれていかれました。
診断結果は、脂漏性皮膚炎。
よく分からないしあまり覚えていないけど、頭から脂が異常分泌されるという感じ。
間違っていたら看護師のまるくんが訂正してくれます。
頭に塗るステロイドと、飲み薬の漢方薬を処方されて皮膚科はおしまい。
そこからしばらくは薬を塗って漢方を飲んだりを繰り返していた訳ですが、
順調に髪の毛は抜けていきました。
多少危機感はあったけれど..
しばらくして、抜け毛が落ち着いた気がしたので、平穏な日々を送り始めていました。
ところがある日、母からこんなことを言われました。
「あんた、つむじの後ろ 髪の毛が無い…」
えええ….そんなに分かるほどなのか..
でも後ろだからわからない…後ろから見たらどうなってるんだろう…
僕は人生で初めてコンプレックスというものを感じました。
容姿に自身があったわけではありません。ただ、ハゲ=アウト という認識は持っていました。
学校に行っても、そんなことばかり考えます。
後ろの席に座っている人から僕の頭はどんな風に見えているんだろう..
通学中、後ろに歩いている人が怖い..
その時の心情を例えると、
小学校でうんこを漏らしたときのような感覚。その場から早く居なくなりたい。
実際には漏らしたことは無いですが、漏らした後みんなにバレるまでの、生きた心地がしない感じ。
家に帰って、母からつむじを隠すためのドライヤーでの髪の乾かし方を教えてもらいました。
毎日それをやっているうちに、髪の毛が元に戻ったのか、気にならなくなったのかでしばらくは穏やかな日々を過ごしていました。
弟の無慈悲な一言
ある日、二つ下の弟と
お菓子を勝手に食べただのから喧嘩になり、口論になりました。
口論の最後の方で、弟が言いました。
「抜け毛男!!!」
僕はその一言で時間が止まり、大人しくなり、泣き崩れました。
しばらくふさぎ込んでいたのですが、それも忘れてまた平穏な日々を過ごしていました。
次回は中学校編です。
気にしすぎてハゲたんじゃないの