こんにちは、就活というものを経験したことがないふじこです。
以前、英語学習の記事を書いたのですが
冒頭で就職せずに卒業した旨を記載しました。今回はこれについて、就職せずに大学を卒業した人間がどのような末路を辿るかについて説明していきたいと思います。
授業をサボりすぎて就活する基準に達していない
大学生活について
僕は都内のそこそこなレベルの私立大学に通っていました。文系です。
大学というのは高校までと異なりかなりの自由さが得られます、言い換えると学生一人ひとりが自分の学習に対して責任を持って進めなければなりません。
この自由さはマイナスの方に振り切れるととんでもない事になり、授業に出ない、勉強しない、テストをほぼ白紙で提出する、提出するレポートの存在自体を知らない、という麻雀でいえば役満状態に陥ります。
卒業見込みという罠
大学生は3, 4年生辺りになると就職活動をはじめます。そつなくこなしていれば、その頃までには卒業に必要な単位はだいたい取得できているため、余った時間を就活につぎ込んでいくというのが通常の大学生のムーブとなります。
僕はといえば、1, 2年生で取得しておくべき単位が全く足りていなかったため、4年生の終わりまで授業を受け続けるハメになっていました。当然、就職活動をするリソースは足りませんし、なんと行っても履歴書に「卒業見込み」という文字を書くのが嘘になってしまいます。
極めつけには、卒業見込みが出ている学生には交付される書類が、単位が足りないダメ学生には発行してもらえないということになっていました。
そういった事情から、僕は就職活動をすることなく大学生活の終了まで単位取得に追われて卒業したのです…
というのは嘘です
社会をナメきっている若者
就職する意味が理解できない
僕が大学生の頃、企業に正社員として入社して働く意味が本当に理解できませんでした。
就活を頑張っている人をバカにするまでは落ちぶれませんでしたが、単純に「こいつらのモチベーションはどこから湧いて来るのだろう…」という疑問は持ち続けていました。
要はお金を稼げば良いんだろう
就職するのはお金を稼ぐため…というのが、底の浅い人生しか送ってこなかった当時の僕の見解でしたが、一方僕はというと学生時代からのアルバイトを継続して行っており、東京で一人で暮らす本当ギリギリの額を稼ぎ出しては「東京で呼吸できればいいんじゃい」と虚空に向かってつぶやき続ける日々を送っていました。
職がないことが産み出す負のスパイラル
お金がない
アルバイトをして生活できるギリギリのお金を稼ぎ出しては、それで生き抜いていたのですが、当時は本当にお金が無かったです。ちなみに言うと、今もないです。
お金が無いのにもかかわらずタバコを吸っていたので、家にある10円玉をかき集めてHopeを一箱だけ買って吸ったりしていました。
お金が無いということがどういうことになるかというと、やりたいことが何もできないということになっていきます。正確に言うと、チャンスを掴むためのムーブができないということです。
人生において、何かしようとするときはほぼすべてのことにコストが発生します。例えば、知識を得たいので本を買おうとか、こういう技術を身に着けたいので製品を購入してみようだとか、お金がないとそういったことが全くできなくなります。
自信がなくなる
大学の同期の飲み会だとかに出席すると、みんな新しいことに挑戦(= 就職)しておりキラキラ輝いています。一方で僕はドブ掬いのような人生を継続しているので、とてつもない劣等感を抱きます。
人間というものは相対的にしか自分の立ち位置を把握できないのです…
キラキラの瘴気にあてられた僕は次第に全身から負のオーラを発しはじめるようになります。
彼女にフラれる
当時、僕には大学時代から付き合っていた彼女がいたのですが、次第に彼女の僕に対する態度が冷たくなっていきます。
「無職の彼氏がいるなんて恥ずかしくて友達にとてもじゃないけど言えない」
「人生このままで過ごすの?」
など、数々の言葉が突き刺さったのですが、僕が悪いので何も言い返すことはできません。
最終的には当然のごとくフラれてしまいました。
就職は社会の立ち位置を定めるため
負のオーラを全身に纏いながら約1年ほど無職で過ごしたのあと、無事に就職することができました。
今になって思うことは就職をするのは自分の立ち位置を明確にして、社会に働きかけていくためのステップだったのだな…としみじみ思います。
一度この負のスパイラルに陥ってしまうと
お金ない → 何もできない → 自信がなくなる → 周りから人が離れていく
という人生の質転落最短ルートを辿っていきます。
特に後半2つについては無限のループが可能です。
自信がなくなる → 周りから人が離れていく → 自信がなくなる → 周りから人が離れていく → 自信がなくなる → …以下無限
どうしようもなくなってしまう前に、友達に相談しましょう。
宝くじで3億円さえ当たっていれば、こんなことで悩まくてもよくなるんだ