結局アメリカ パート2

人生

こんばんは、長谷川自転車です。前回の記事から誰か書いてくれるかなと思ったけど意外と皆さんお忙しいようで。

前回から続いてアメリカ旅行について書こうと思います。

出発〜韓国〜アメリカ

無事出国した僕でありましたが、如何せん初の一人海外、航空券もギリギリで買ってしまったのでアシアナ航空で韓国経由で移動しました。なんと韓国に21時間も滞在していました。ちゃんと確認しておけばよかった。

ひとまず韓国に降り立った僕は一度韓国に入国します。確か入国せずに滞在できるんだよね。なんて言うか忘れた。

仁川空港に降り立って思ったのは、韓国人女性おっぱいデカい。

21時間もいないといけなかったので、ブラブラしてタバコを吸ったりネットをやったり、結局やることもすぐなくなったので空港内にあるスパに行きました。入場料1500円で風呂と雑魚寝ができる権利を獲得しました。そこでちょっとだけ寝て、苦痛の21時間でした。

ニューヨークに無事到着

出発前に件の古着屋の店長に「アシアナ航空って昔乗務員が窓から投げ出された事故あったよね」って言われて無駄にビクビクしていましたがそんなことも忘れてJFK空港に降り立ちます。

ここで最初のミス。下調べもしていなく、wifiもなく、最初の宿への道がわからなかった。

と言うか、空港からどうやって出ればいいかわかりませんでした。トムハンクス状態です。

あとで調べたら、空港から電車で出ることが出来ました。て言うか駅のホームまで行ったんだけど、特に改札もなく、これに乗ったあとどうすればいいの?と思って乗れなかった記憶がある。

結局タクシーで宿まで行きました。多分ぼられてただろうな。

ホステルに宿泊

僕が最初に泊まったのはブルックリンにあるホステルで、アパートが宿になっていた。タクシーで空港からの道中、「ここ、ホントにニューヨークなの?」って何度も思いました。憧れが強すぎて美化されすぎたアメリカ、ニューヨーク、こんなものなのかな?って正直思いました。まあ次の日マンハッタンに行って感激して涙が出そうになるんですけどね。(そのブルックリンの街が、あとで観た「マイ・インターン」でアンハサウェイが住んでるところと街並みがほぼ一緒でちょっと興奮した。)

チェックイン

どうやってその宿に入ったか覚えていないんだけど、確かパスワードを入れなければならなかった。ホントに宿が取れてるかもわかんなかったし、とりあえずインターホン鳴らしたらかわいい白人の巨乳の女の子が出てきた。なんだか疲れ果てていたのでとりあえず適当なベッドに荷物を置いてちょっと寝た。

しばらくすると、日本人の男の子がやってきてチェックインした。思えば、こっからの移動で、どうすればいいかわからない状態に陥るとチュートリアル的に日本人と出会って色々教えてもらったりした。こういうのも運なんだろうなと思った。

彼は日本人で、神奈川の美容専門学校に通う19歳の男の子だった。すごくいい子で、夏休みを利用して10日間ほどニューヨークに滞在すると言う。ここに来る前にハーレムのゲストハウスにいたんだとか。軽くお互いの自己紹介を済ませたら、彼が、「長谷川自転車(僕の下の名前を呼んでいる)さん、今夜クイーンズで飲み会があるんですけど一緒に行きませんか?」と言ってくれたので

遠慮なく同行させてもらった。

クイーンズ 初のメトロ

初日からいきなりパーティか、と少しビビったが、これも何かの縁なのでちゃっかりついていった。彼はもう何日か滞在していたので、地下鉄の乗り方もラクラクだった。

僕は初めて乗ったので、まずチケットの買い方を教えてもらった。

メトロのチケットの買い方

  • 券売機の画面で何を買うか選ぶ
  • 7days→クレジットカード→郵便局の番号を入れるが住んでないので999-999を入れる→完了

日本では乗る駅ごと運賃が増加していくのが普通だが、アメリカという国は

  • どこまで乗っても2.5ドル
  • 2時間以内なら2ドルで乗り放題
  • 7日間乗り放題(約3000円)

みたいなのが多かった。金額は曖昧。オレゴン州ポートランドに至ってはダウンタウンを走る交通機関なら無料(!)というなんとも素晴らしい配慮がなされていた。

メトロの券売機で7日間乗り放題30ドルのチケットを買った。19歳の彼に色々教えてもらって、ありがとうと言うと、「外国で出会った同じ日本人同士なら助け合わなくちゃ」と言っていた。なんて素晴らしい青年だろうか。思えば単独で来てる日本人の若者はみんな優しかったなあ。

彼は他にもスマホをプレーンモードにした状態でグーグルマップで自分の居場所がわかるやり方を教えてくれたり、ちょっとしたアメリカでの旅の仕方を教えてくれたりした。

パーティ

話を聞くと、ゲストハウスで知り合った日本人の美容師に誘われて行くのだという。現場には日本人しかいないと言っていて、俺が行っても大丈夫なのか?と思った。

途中女の子と合流すると言っていて、二人で最寄りの駅近くをぶらぶらしていたら前からスカートひらひらの日本人の女の子が歩いて来るのが見えた。こんな格好でよく一人で女の子が歩くなあと思っていたらその子が彼の知り合いの子だった。日本の若者おそるべし。

お家に着くと、家主が快く迎え入れてくれた。家主は沖縄の方で、ハタチくらいで単身ニューヨークに渡り、写真家として生計を立てていると言っていた。

中には7〜8人くらい人がいて、知り合いの知り合いとか、同じ沖縄が地元でニューヨークに住んでいるという人とかがいて、みんなとてもいい人たちだった。僕が今日来たばかりで知り合ったばかりで来たというととても驚いていた。そりゃそうだ。

家主の方と喋っていたら、モンパチのキヨサク友達だよ〜とか先週ビギンのメンバーがここ来たよ〜とか言っててマジでニューヨーク半端ねえって思いました。

来ていたお客さんのうち4人くらいが美容師の方だった。単身でニューヨークに来て、ゲストハウスに住んだり、誰かの家に泊めてもらったりして生活していたらしい。で、美容院で働いてチップをもらったりしてお金を稼いでいると言っていた。パーティに呼んでくれた男の子も、日本で就活せずにカリフォルニアの美容院で働くつもりだ、と言っていたけど、美容師の人たちから、日本で技術を身につけてからでも全然遅くないから日本で就職しろ、と説得されていた。

俺はただただすごいバイタリティーだなあと感心した。俺は旅行で一人でくるくらいで精一杯だけどこの人たちは働きに来てるんだなあ、と。昔からアメリカに憧れがあったけど、俺はまだまだだなと思った。

結構飲んでベロベロになった僕らは深夜2時くらいに宿に戻流ことにした。とっても楽しかった僕は、家主の方に、「本当に楽しかったです、今日のこと忘れません。」と素直に伝えた。今思うとキモい。

ニューヨークのメトロは24時間動いていた。ありがたい。

その後ゆっくりと千鳥足でブルックリンのホステルに無事到着し、眠りについた。