人生のスケーリング

人生

こんばんは、インターネットの達人になりたいふじこです。

みなさんはブラウザを通してウェブサイトを見ます。

アプリケーションエンジニアはブラウザに文字や画像を描写するためのプログラムを書いています。

アプリケーションエンジニアが書いたプログラムを動かすためのサーバーの設定を行うインフラエンジニアがいます。インターネットを構築するためには色々な人が色々な設定をする必要なのです。

今日はインフラについて書きたいと思います。

スケーリングについて

スケールアップ

スケールアップのイメージ図

スケールアップとは、サーバー台数を変えずにスペックを上げることを言います。

保存できる容量が多くなり、マシンスペックが上がったことにより一台で処理できる量も増えます。メチャメチャ重い処理などができるようになるので、そういう役割を担わせたいときにはスケールアップで対応します。

スケールアウト

スケールアウトのイメージ図

スケールアウトではサーバーの台数を増やします。一つひとつの処理は重たくないけれど、処理しなければならない数が多かったりするときにはスケールアウトを行います。これは、画面に表示されるまでの速度がものを言うアクセスが多いウェブサイトなどに向いています。

スケールアップとスケールアウトを総称して、スケーリングといいます。英語で書くとScalingです。スケールをどうこうするのです。

これらは人生に適用できないか

サーバーをガチャガチャいじくり倒しているときにふと思ったのですが、これらは人生に適用できるのではないかという考えが浮上してきました。

人生のスケールアップ

人生のスケールアップは、一つのものごとを究めていくことです。

例えば、僕はギターを10年近く演奏し続けているのですが、その結果として高速リフを刻むことはだいたいの人に負けなくなってきました。分野を細分化して深化していくのがスケールアップに対応するのかなと思っています。

十分なほどスケールアップすると、1,000人の内の1人になれます。スペシャリストですね。

人生のスケールアウト

人生のスケールアウトは、同時に並行して別のことをやりはじめてみることです。

例えば、自分の場合だとフルタイムでインターネットのお仕事をしているのですが、並行してテトリスで一生懸命棒を穴にねじ込んだり、音楽を人前で死にかけながら演奏していたりします。これらの物事はどれも自分を構成するのに欠かせない物事であり、どれも一生やめる気はありません。

また、最近ではインターネットのお仕事で身につけたスキルを使ってWordPressの環境を構築し、そこでブログを書いていたりします。このサイトのことですね。

スケールアウトは10人の内の1人くらいの規模感を目指していくニュアンスになっていくと思います。

3つスケールアウトすると、10人の内の1人が3こかけ合わさって 10 x 10 x 10 = 1,000 となり、結果 として、何か3つを全部できるという人は1,000人の内の1人のレア度になっていきます。いわゆるゼネラリストになっていきます。

両方追い求めても良い

僕はこれら2つの両方を追い求めても良いと思っています。一つのことをやり続けても飽きてしまうし、かといってあちこちに手を出してしまうと何も身につかなかったりするものです。自分のキャパシティを見極めてバランスの良い配分になるように考えています。

ちょうどよいスケーリングを

サーバーも人生も、スケールアップやスケールアウトにはコストがかかります。

人生のコスト(リソース)といえば「時間」と「お金」がそれに対応していると思います。これらのリソースは当然有限ですのでバランスよく配分してよりよい人生を送っていきたいものです。

モッタくん
モッタくん

このブログの人たちは人生のことばかりを書くから恐ろしいんだ